投資初心者向け!楽ラップのオススメポイントを箇条書きで紹介
ニュースやSNSで「楽ラップは投資初心者でも始めやすいサービス」と目にすることがあるかと思います。
でも、提供しているのが楽天グループの楽天証券だし(個人的には楽天って安かろう悪かろうのイメージがある…)、情弱からお金を搾取するサービスじゃないの?という印象がある方もいるのでは。(しつこいようだが私はそちら側だった。)
そこで、投資には興味があるけれども、知識がない、けどなにかやってみたいという方に、楽ラップのオススメポイントを箇条書きでまとめてみたので、ご覧ください。
- 最も怪しい「コスト」は、実はかなり安い
- 資産運用画面は投資初心者でもわかりやすい
- 複雑な投資先がカテゴリ分けで確認しやすい
最も怪しい「コスト」、実はかなり安い
まずは楽ラップの手数料についてです。便利なサービスだったとしてもコストがかさむのであれば検討の余地はないですよね。
しつこいようですが、正直私は楽天にはいいイメージがなくて、うまいことしてお金を搾取されている(楽天の方すいませんw)イメージがあったので、実は結構コスト高いんじゃないのかと思っていました…
しかし、調べてみるとコストは安い。試しに同様のサービスのコストを比較してみるとこんな感じ。
※10万円預けた場合の年間費用(最大)
提供会社 | サービス名 | 年間費用 |
楽天証券 | 楽ラップ | ¥990 |
お金のデザイン | THEO | ¥1,000 |
マネックス証券 | MSV LIFE | ¥1,000+売買手数料(不明) |
大和証券 | ダイワファウンドラップ | ¥1,728+信託報酬(不明) |
各社が提供しているラップサービスと比較してみましたが、楽ラップと同水準の手数料はありましたが、超えているものはなかったです。
海外にも似たようなロボットラップサービスがあるのですが、日本人はそもそも海外に口座を作れないということと、作ったとしもドル建てなら為替の手数料の時点で楽ラップの手数料を超えるということから、楽ラップの手数料は2016年11月現在世界安値ということがわかります。
具体的には、楽ラップの手数料は運用資産(預けたお金)の「最大0.99%(年率)」とされています。
ラップサービスの手数料というのは本来非常に分かりづらく、「運用手数料」のほかに「投資している商品の維持費」などプラスアルファでコストがかかり、「結局いくら手数料を払っているのかわからない」というあいまいなケースがほとんどだったのですが、楽ラップにおいては「実際はいろいろかかるけど全部ひっくるめて0.99%以内でなんとかします!」と言い切っているわけですね。
つまり10万円を預けても年間で990円以下の手数料です。
資産運用画面は投資初心者でもわかりやすい
投資って難しい言葉とかややこしい数字とかばかりで、運用してもそのあとの状況を理解出来る自信がない人は多いと思います。(だからこそラップで任せるんですけど)
なのでどうせサービス開始後に画面を見せられても「はぁ?なにこれよくわからん」となり、もういっそのこと管理画面すら見ずに上がっても下がってもほったらかし(俗に言う塩漬け塩漬け)となる人も多いです。
楽ラップもどうせそうなのかなと思いつつ実際に運用中の画面を見てみると「おお!」と思いました。楽ラップの管理画面はこちらです。
こちらは私が実際に運用しているアカウントですw
楽ラップの管理画面のTOPページになりますが、収支と投資先が表とグラフで一目でわかるため、状況理解が非常にしやすいというのが特徴だと思います。
せっかく大切なお金を預けてもそれがどうなっているのかわからなくて、気付いた時には大損していたなんてことは絶対に避けたいものです。
- 「すぐに金額が見られる」
- 「必要最低限の情報が見やすく並べられている」
- 「何かいじりたい時に直感的に操作ができる」
この点で楽ラップの運用画面は初心者にとって非常に優れていると言えるでしょう。
複雑な投資先がカテゴリ分けで確認しやすい
楽ラップにお金を預けると、楽ラップはそれぞれの人に合った投資信託を状況に応じて自動で売り買いしてくれます。ただ、正直、一番怖いのはここです。
任せるとはいえ、何に投資しているか全くわからない状態で実はめちゃくちゃ危険なものに大半を投資していたなんてことは絶対に嫌ですよね?かといって投資初心者からすれば、投資信託の商品名なんて聞いてもちんぷんかんぷんです。
投資初心者に対して何に投資しているのかをわかりやすく教えてくれるのが楽ラップのいいところです。
楽ラップでは厳選された15種類の投資信託を、その人に合わせてブレンドして資産運用を行います。
ただ、「あなたは今この商品をこれだけ持っていますよ」と言われてもよくわかりませんよね?そこで楽ラップでは資産を5つのカテゴリに分けて、
「あなたは今この資産をこれだけ持っていますよ」と教えてくれます。
資産というのは「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」「REIT」の5つです。これだとだいぶ分かりやすくなります。
そしてその商品の値段はその資産の値動きに合わせて動いてくれます。
例えば「国内株式」の商品を持っているのであれば国内株式の値段(日経平均が大きな目安ですね)が上がれば同じくらいその商品の値段も上がるということです。
つまりニュースなどで日経平均を見て上がっていれば、「お、自分の楽ラップの資産も増えるということだな」ということが簡単にわかるということです。
ちなみにこのような運用のことを「インデックス運用」というのですが、これは投資のプロの中でも色々な議論のタネになるほど奥の深い話です。
もちろん初心者の方はそんなことを気にせず、画面を見るだけで「この資産がこれだけ動いてるな」となんとなく気にしておくだけで十分かと思います。
投資の専門家からみると他にもメリットはいろいろあるのかもしれませんが、初心者目線でのメリットは主にこの3つだと思います。
共通していえるのは、楽ラップは(意外と?)投資の初心者に優しい特徴が多いので、これで資産運用を始めようと思っている人なんかにはけっこうオススメかと思います。
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