楽天証券ではじめる!投資初心者が貯蓄代わりにはじめる老後に備えたオススメの投資方法とは
少子高齢化により、退職後にもらえる年金の額はどんどん少なくなっています。
特に今の現役世代にとっては受給開始年齢が70歳に引き上がるかもしれないなど死活問題で、もう「なんとかなる」などと思えなくなってきています。
だからと言って十分な貯蓄ができるほど給料は高くないし、投資なんて初心者の自分にはできそうもない・・ なんて思っていませんか?
給料を上げるのは難しくても、投資は全くの初心者でもすぐにはじめることができます。(というかはじめないといけない時代ですw)
このページでは投資初心者に向けて楽天証券を使った老後に備える投資方法についてご紹介しています。
将来が不安。。少しでも投資しておきたい!という方はぜひご覧ください。
年齢別の老後に最適な毎月の投資金額と目標
そもそもいくら投資に費用を当てればいいの?という方も多いでしょう。
「投資は元手が必要」なんてイメージはとっくの昔の話で、今は100円でもあれば投資できる商品もある時代です。
では最適な投資費用とはいくらなのか?
また、積立の場合合計の投資金額はどれくらいを目標にすれば良いのか?
考え方は色々とありますがこのページでは前提として、将来の資産を「つくる」ために毎月コツコツと積み立てていく基本的な投資で考えます。今、毎月貯蓄に回してるお金がある人はそれをそのまま投資に回してもいいかもしれません。
それでは年代ごとにどれくらいずつ投資するべきかご紹介します。
給料の少ない20代は「月2万円」。20代だけの投資金額目標は200万円!
20代のうちに多くの資産を作れば有利!といっても給料はなかなか増えないし遊びにお金がかかるのも20代です。
そんな20代でも、ある程度豊かな老後を目指すのであれば月に2万円程度は使わずに投資に回せる工夫をしましょう。
30歳になるまでに200万円程度の投資金額になれば、あとは数十年かけてこの資産が勝手に増えてくれるイメージです。勝手に増えていくイメージについては後ほどご紹介しますね。
出費の多い30代は「月4万円」。30代だけの投資金額目標は500万円!
給料も少し増えてゆとりが出ますが結婚や子育てなどライフイベントも多い30代は当然お金もかかります。
しかしそんななかでも月に4万円は資産づくりに回したいものです。毎月の捻出が難しい人はボーナスなどで足りない分をまとめて当ててもいいでしょう。
30代だけで500万円程度の投資金額を用意できれば問題ありません。
ガッツリ貯めたい40代は「月7万円」。40代だけの投資金額目標は1000万円!
出費も落ち着き給料も増える40代は老後の資金の貯めどきです。
月7万円以上は資産づくりに当てて、余裕があればボーナス月には追加したいものです。
40代だけで1000万円程度の資産は作りたいですね。
主婦の場合は?
主婦の方はもちろん収入が少ないことが多いので、「夫婦で」上記の投資ができれば問題はありません。
協力して毎月の投資資金の「捻出」を行うことに集中しましょう。
60歳まで投資した場合と銀行に預けた場合の差は約2倍になる複利の仕組を理解する
年齢別にどれくらい毎月投資をするべきかについて紹介しました。
上記の積立でいくらの資金ができるかというと、
- 20代:200万円
- 30代:500万円
- 40代:1000万円
となるため、普通の銀行預金(利息ほぼなし)で単純に貯めた場合は「1700万円(+数万円の利息?)」です。
一方、1700万円を投資に回していた場合、(年利5%で運用できたとすると)計算がかなり複雑なので省きますが「約3900万円」になります。
なんと倍以上になるんですね!この仕組みをもう少し詳しく説明。
100万円を預けていると年利5%の場合105万円になります。
翌年1年間で30万円積立投資したとすると、前年の105万円+今年の30万円で135万円が元金になり、そこからさらに5%の年利がのるので約141万円になります。
前年の利息が100万円預けて5万円だったので、利息分だけでも1年間で1万円増えていることがわかりますね!
このように投資を長期間すればするほど、利息に利息が重なり雪だるま式に元金が膨れていきます。これを複利と言います。
長い年月をかけて複利が積み重なり、銀行に預けていた場合は1700万円、投資していた場合は3900万円と60歳時点であるお金が2倍近くも資産が違うということになるんです!
これは初心者だからなどと言ってる場合ではないことがわかりますねw
投資初心者は手数料の低いネット証券会社を選ぶべき!
でも「年利5%の銘柄なんてわからない!」とか、「投資ってリスクあるんじゃないの?」とか色々と声が聞こえてきますw
それは、後述しますので、まずはその前に投資をはじめる証券会社の選び方をご紹介します。
証券会社はざっくり分けると下記2つの種類があります。
- 対面型証券会社:野村證券・大和証券など
- ネット証券会社:SBI証券・楽天証券など
もちろん今の時代対面型証券会社とはいえ、ネットでの取引も可能になっている証券会社もありますが、大きな違いは対面型証券会社は手数料が高くて、ネット証券会社は手数料が安いです。
もちろん、対面型証券会社の場合は顔を合わせて「どういう銘柄がいい」ということを教えてくれたりしますが、正直良い銘柄はある程度決まっており、対面で教えてもらったとしても下がる可能性も十分にありますw
手数料は毎月かかってきますし、老後まで投資と考えると20年以上かかり続ける訳ですからね。そう考えると、1%でも手数料の安いネット証券会社を選ぶことををオススメします。
ん?でも本当に?と疑う人もいるでしょう。そういう方向けに日本で主要な証券会社の手数料を比較してみます。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | 松井証券 | カブドットコム証券 | 野村證券 | 大和証券 | |
10万円の場合 | 97円 | 97円 | 108円 | 0円 | 97円 | 2,808円 | 1,080円 |
50万円の場合 | 270円 | 270円 | 486円 | 540円 | 270円 | 7,020円 | 1,863円 |
100万円の場合 | 525円 | 525円 | 1,080円 | 1,080円 | 1,069円 | 11,967円 | 3,726円 |
500万円の場合 | 994円 | 994円 | 5,400円 | 5,400円 | 3,985円 | 45,879円 | 12,129円 |
それぞれ公式サイトから手数料を持ってきました。
右二つが総合証券、左5つがネット証券ですが、明らかにネット証券のほうが安いことがわかりますね。
10万円の場合ですと、松井証券が0円という破格の手数料を打ち出していますが、50万円以上になるとSBI証券と楽天証券の手数料が安いことがわかります。
実は最近は特に「SBI証券」と「楽天証券」の2強といった感じが強いですがSBI証券は画面が初心者にとっては少し難しかったりします。
投資初心者にとっては画面も見やすく、かつ「楽天ポイント」で投資商品の購入も可能な楽天証券がオススメです。
楽天証券で取引するだけで楽天ポイントがもらえるというミラクルお得な情報についてはこちらに記載しているので、きになる方はご覧ください。
楽天証券の口座開設方法
手数料が安くて、投資未経験者でも取引画面が使いやすく、それでいて楽天ポイントがつくというスーパーお得な楽天証券。
さらにオススメする点としては楽天証券は口座開設が簡単ということもあります。
楽天証券の口座開設方法については、こちらの楽天証券口座開設解説記事(w)に画像付きで詳しく紹介していますが、下記にも流れだけご紹介しますね!
口座開設は楽天証券のサイトから口座開設ボタンを押して、必要な入力項目を入れていけば5分もあれば完了します。注意点をいくつか記載しておきます。
本人確認書類を用意しておこう
口座開設の最後に運転免許証などの本人確認書類のアップロードが必要となるので、手元に準備しておきましょう。
パソコンから入力していっても「スマートフォンから提出」ボタンを押すとQRコードが出てそれをスマホで読み取ればスマホからの直接撮影も可能です。これは大変便利です。
NISAは持っていなければ開設を
NISA口座を開設するかの設問もあります。
NISA口座がよくわからないという場合は後でも開設できるのでとりあえず開設しなくても問題ありません。
なおNISA口座は「1人1口座」と決まっているのでどこかの金融機関で持っていれば開設ができません。
銀行などでNISA口座を開設した覚えのある人は「開設しない」を、持っていない人は「NISAを開設」を選んでおくと同時に持つことができます。
細かい説明はNISAと積立NISAの違い比較記事で行なっていますが、「つみたてNISA」は年間で40万円までしか投資できませんので、それ以上に投資する予定の人は「つみたてNISA」は適しません。
予定も何もない人は普通の「NISAを開設」または「あとで開設」を選んでおけば間違いありません。
楽天銀行の口座は持つべし
楽天銀行の口座も同時に開設をするかという選択もありますが、基本的には持つことをお勧めします。銀行口座が増えるのが嫌という気持ちもわかりますが、圧倒的なメリットがいくつかあります。
こちらも楽天銀行紹介記事で詳細を書いていますが、大きくは
- 普通預金の金利が5倍(国内最高)になる
- 投資するたびにゲットできる楽天ポイントが多くなる
というメリットがあります。
これ以外にも便利な連携機能が多いため、楽天証券と楽天銀行はセットで持っておくことをお勧めします。
証券口座への入金方法
口座開設が完了すると数日後に「ID」と「パスワード」が郵送で送られてくるので、それをまた楽天証券のサイトに行って入力すれば自分の口座の画面に入る(ログイン)ことができます。
投資するためにはまず入金が必要ですが、こちらもログインした後に「入出金・振替」タブをクリックすると「入金する」というボタンが出てきますので自分の振り込み方法によって指示に従えば簡単に入金もできます。
なお楽天銀行の口座を持って入れば楽天銀行に入っているお金が自動で連携されて投資資金に当てられますので非常に便利です。
とにかく減らない投資方法
無事口座を開設した投資初心者にとって、悩むのは「大事なお金が減るのが怖い」ということでしょう。
投資をする以上、確実に減らない商品というのはありませんがリスクを減らした投資によって安定した収益を生み出す工夫をすることはできます。
投資初心者はほったらかしでもよい商品を選ぶのがポイント
投資初心者にとっては最適なタイミングで「売ったり買ったり」するというのは非常に難しい問題であり、そんな初心者にとって安全な商品というのは「ほったらかしでも大丈夫」な商品でしょう。
最近では雑誌などでも「10万円以下で買える狙い目の株!」のような特集もよく見ますが、こういった個別の株式は危険です。
仮にそれが10万円以下で今が「買い」だったとして、「売り」のタイミングは誰が教えてくれるのでしょうか?明日大きく下がったらどうしたらいい?1週間後に倍になったら売ってしまっていい?
など、結局買いっぱなしになってしまうのが一番危険です。
投資初心者は「いつ買っていつ売っても良い」ように設計されている商品を選ぶべきといえるでしょう。
長期間持ちっぱなしでOKの硬い投資信託を2つ紹介
投資初心者にとって一番基本的な商品は「投資信託」となります。
投資信託ってなに?という方はぜひこちらの投資信託紹介記事をご覧ください。
これはプロが日々売り買いをしている「パック型」の投資となりますのでひとつ買うだけで結果的に色々な商品に分散して投資することができ、少額からも購入可能です。
種類が多いので悩むかもしれませんが、投資初心者に人気の商品は下記ですので参考にしてください。
- 「ひふみプラス」
- 国内ダントツ人気の「国内株」に投資している投資信託です。 徹底的に研究して「買い」だという株を買っているので他の国内株投資信託と比較して実績がかなり優れています。
- ニッセイJリートインデックスファンド
- こちらは日本の不動産に投資している投資信託で、「株に投資しているものは少し怖い」という方にオススメです。 手数料も国内最安水準の上、不動産に投資しているのであれば「家賃収入」が主な収益源となるので安定的な利回りが期待できます。
売るタイミングや買うタイミングを判断しなくていい楽ラップ
最近は「投資信託もよくわからない!」という投資初心者も増え、そんな方に最適のサービスも出ています。
楽天証券のサービスである「楽ラップ」は、何を買うかさえ決める必要がなく、預けたお金を自動で最適な投資信託に振り分けて、しかもその時の状況に合わせて買ったり売ったりして資産運用してくれるのです。
お金を入れるだけのまさに「おまかせ投資」ともいえるサービスで、実績の方も2016年のリリース以降、「利益が出ている!」という口コミが多く出ています。
実際の楽ラップの運用実績を公開しているので興味のある方はそちらもチェックしてみてください!
少額でもはじめてみる!わからなくても買ってみる!
とにかく投資は「はじめてみる」ことが大切です。
投資未経験者に「なぜはじめないのか?」と質問をさせていただく機会が多いのですが、圧倒的に「わからない」と「きっかけがない」という答えが多数です。
よくある質問は、
いくら投資をすれば最適なのかわからない?
どの証券会社で投資をはじめればいいの?
どの銘柄を購入すればいいの?
いつ買えばいいの?いつ売ればいいの?
というくらいでしょうか。
この質問内容についてはこの記事内で全部回答しましたねw
投資金額については冒頭で年齢別の最適な投資金額について紹介しましたね!
証券会社については手数料が業界最安値で管理画面が使いやすくポイントがつく楽天証券がよいでしょう!投資銘柄については、投資信託のひふみプラスか、ニッセイJリートインデックスファンド、もしくは楽ラップが下がりにくいのでオススメです!買いときとはなく売りときは5年ほど貯金の代わりに持ちっぱなしにしてから判断しましょう!
これで疑問がなくなったので投資がはじめられますねw
「わからない」のは実際にやっていないからで、投資を始める人はほとんど始めるときはよくわからずにスタートしています。(私も投資デビューしたときはさっぱりわかりませんでしたw)
また、「きっかけがない」という人も多いですがこういった記事を読んでいる時点で立派なキッカケです。
まずはモチベーションの高いうちに証券会社に口座を作り、100円でも1000円でも、なにか買ってみるということが将来を大きく左右すると思います。
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