楽天証券でつみたてNISAはじめる人向け!設定方法とおすすめ銘柄を合わせて紹介
楽天証券の口座は開設したけれども、つみたてNISAの設定がわからないという方多いと思います。
「どこからNISAはじめるの?」
「どの銘柄買えばいいの?」
「いくら買えばいいの?」
などが、始める際に困るポイントでしょう。
このページでは、楽天証券でつみたてNISAをはじめるための全工程として、
- 楽天証券のどの画面から設定するのか?
- どの銘柄を変えばいいのか?
- いくら購入すればいいのか?
- 解約したい場合の設定方法は?
についてFP(ファイナンシャルプランナー)の上位資格であるAFPが、全て画像付きでご紹介します。
楽天証券で積立NISAをはじめたいと考えている人は、是非参考にしてみてください。
楽天証券の管理画面でつみたてNISAを設定する方法
では早速楽天証券にログインした状態から設定していきたいと思います!
まずはつみたてNISAページへ
ログインし、「NISA・つみたてNISA」タブを選択すると、つみたてNISAの設定に移ることができます。 そもそもつみたてNISA口座を申し込んでいないという人も、このページから申し込むことができます。
ちなみに、申し込みから2週間程度かかるので、そのつもりで早めに申し込みしましょう。
投資信託を選ぶ
次のようなポップアップが表示されますので、積立する投資信託を設定します。 ポップアップが出ない場合は、 「NISA・つみたてNISA」→「積立設定」→「積立注文」 からも注文することができるのでご安心を。
引き落とし口座、引き落とし日を設定
最後に資金の引き落としの設定です。
もし楽天カードを持っているのであればポイントの貯まる「楽天クレジットカード決済」が断然オススメです。 楽天カードは持っていないけど楽天銀行を持っている場合は「証券口座」での引き落としにしておけばいちいち入金しなくても自動的に楽天銀行の預金が使われるので便利です。
積立NISAは、毎月積立となっておりいちいち入金する必要があるのでこの際、楽天銀行・楽天カードも作っておくことがオススメですよ。
ちなみに、楽天銀行も普通のUFJや三井住友銀行と比較しても金利や手数料が圧倒的にお得です。
あとは金額を入力すれば完了
毎月の積立金額を入力します。 つみたてNISAは年間で40万円が上限です。
複数の商品を積み立てる場合はうまく計算する必要がありますが、金額を入力するとシミュレーションしてくれるので調整していきましょう。
金額が確定したら確認をして設定は完了です。
おすすめの購入銘柄3パターン
積立NISAの設定はできたけど、
「損をしにくい銘柄はどれ?」
「少しリスクがあってもいいから値上がりを狙いたいけどどの銘柄?」
と、どの銘柄を買うか悩んでいる人もいるでしょう。
基本的な考え方としてまずはとにかく手数料(信託報酬)の低いものを選んでおけば間違いないと思います。
といっても投資先も多岐に渡るため、投資スタイル別のオススメファンドを紹介します。
リスクを極力減らしたい人は「DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)」
とにかくリスクを避けたいという人には価格の動きにくい債券を中心に投資している商品がオススメです。※債権は基本的にローリスクローリターンなので。
なかでもニッセイアセットマネジメントの「DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)」は9割を債券で運用し、多少の株式を組み込んでいるため株式市場の影響を受けにくく固い運用となっています。
さらに保守型の商品ラインナップの中で手数料も最安クラスの0.154%と低いため長期でも安心して保有できる商品と言えるでしょう。
値上がりを積極的に狙うなら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
リスクをとってでも値上がりの狙える商品であれば実績が世界一優れている米国の株式に投資をするのが鉄則とも言えます。
なかでも「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はパフォーマンスの良い「S&P500」という指数に連動するように設計されています。
つみたてNISA銘柄の中でも実績はピカイチです。
手数料も驚異の0.0968%と全商品中でも最安クラスですので、手数料の観点からみてもおすすめですよ。
最後に、AFPである私が実際に購入している銘柄もご紹介しておきます。
AFPが購入している銘柄はこれ
最後にAFPでもある私が実際に積み立てに組み入れている銘柄も紹介しておきましょう。
- 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」:上記でもオススメした王道中の王道銘柄が積立の中心です。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
半分はやはり米国株式なのですが、残りの半分を日本を含む40以上の他の国の株式にも投資しているので、より分散された投資先になっています。
とにかく多くの銘柄に分散投資!という人にはオススメですよ。
積立NISAは毎月いくら購入すればいいのか?
つみたてNISAは年間の投資額がが40万円までなので、設定する上限予算が始めるタイミングによって変わってきます。
下記を上限として月額積立金額を設定しましょう。
- 1月からはじめる人の上限予算:33,333円
- 2月からはじめる人の上限予算:36,363円
- 3月からはじめる人の上限予算:40,000円
- 4月からはじめる人の上限予算:44,444円
- 5月からはじめる人の上限予算:50,000円
- 6月からはじめる人の上限予算:57,142円
- 7月からはじめる人の上限予算:66,666円
- 8月からはじめる人の上限予算:80,000円
- 9月からはじめる人の上限予算:100,000円
- 10月からはじめる人の上限予算:133,333円
- 11月からはじめる人の上限予算:200,000円
- 12月からはじめる人の上限予算:400,000円
※すべてボーナス設定なしの場合 また、年の途中から始める人は翌年からは12ヶ月フルで使えるので金額の見直しを行いましょう。
ちなみに、投資の目安金額は毎月の給与の20%以上と言われています。
給料が手取りで20万円でも月の理想的な投資金額は4万円以上と、つみたてNISAの上限を超えてしまいますので、基本的にはつみたて NISAは上限いっぱいまで使いたいところです。
銀行口座に預けていても資産は増えません。
毎月預金に回している人はその分を生活防衛費だけ残して投資するのも一つの方法です
もし楽天証券ではじめたつみたてNISAを解約したい場合の方法
つみたてNISAをはじめたもののやはり拠出が難しくなったり、やめたくなっても簡単に停止(解除)ができます。
積立の解除は「投信」タブの「積立設定」を選んで解除ボタンを押すだけです。
解除が簡単であれば気軽に始められますね!
楽天証券でつみたてNISAをはじめる方法は簡単!投資は自己責任で!
というわけで楽天証券でのつみたてNISA設定方法について解説しました。
長期の資産形成における積み立ては早く始めれば始めるほど有利な投資方法でもありますので、手続き方法で悩むのはもったいないですね。
解除や変更も簡単にできるのでまずは一刻も早く設定を済ませてしまいましょう!
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