バブルの時の投資方法!今から始める人はなにをすればいい?
どうも投資初心者向けにAFPが解説する、楽ラップドットコムです。
「日本もアメリカも株価がどんどん上がっていて、自分もこの波に乗りたい!」
と考えている方も多いと思います!
楽天証券の口座開設数1年で100万件超えましたからね。
でもバブルのような相場で投資してしまうと「高値掴み」になってしまうのではないかと心配している人も多いかもしれません。
そこでこの記事では「バブル」の見極め方と、上昇相場での投資方法について解説していきたいと思います。
そもそも今はバブルではないと判断できる理由
2020年のコロナショックで一時的に株価は下がりましたが、気づけばそれを取り戻す上昇を見せている株式相場。
日本・アメリカともに明らかに強いですが、過去の歴史でいう「バブル」とは明らかに異なる点があります。
投資目的がバブルと異なる
それは、投資目的の違いです。
過去にバブルといわれた相場は「儲かるから飛びつけ」という意識から、少数の人の中で買いが買いを呼ぶ展開でした。
しかし、今起きている株価の上昇は「資産運用ニーズの拡大」が根本にあります。
日本では「老後2000万円不足問題」、アメリカでは「ロビンフッド」という投資サービスの大流行がきっかけとなり、「儲かるから買う」のではなく、「将来のために資産として株を持つ」という選択肢がネットの力を借りて急拡大しているのです。
投資家の数が増加=お祭り感がない=バブルではない
これは、同じプレイヤーが買えるだけ買っている過去の相場とは違い、プレイヤーの数自体が飛躍的に増えています。
これ、構造が全く異なるんですね。
株価が上がっているのにいわゆる「お祭り感」を感じないのもそのためといえます。
株価が上がっている時にすべき投資方法は積立投資
とはいえ株価が上がっているのは事実です。
一本調子の上昇相場での投資は、特に初心者には一歩が踏み出しにくいということもあるでしょう。
「買って下がったらどうしよう?」
「今買うのは情弱?」
なんて、マインドにもなると思います。
そんな方は毎月一定の金額を投資に回す「積立投資」がオススメです。
積立投資でリスクヘッジできる
一気に買わずに少しずつ時期を分散させて買うことによって、もし今後株価が下がってしまってもリスクを軽減できます。
さらに、下がった時にも積み立てで買うことで、結果的に安いときに買うことにもなります。
リーマンショックでさえ積立投資を続ければ利益を出す事ができた
例えば、2009年に未曽有の金融危機である「リーマンショック」で株価が大暴落したことがありました。
しかし、その前から積立投資をはじめていたとしても今となっては完全に利益を出しているほど株価は回復しています。
長期投資ではこのように時間を味方につけてリスクをヘッジすることで「大暴落」がピンチからチャンスに変わるという点を覚えておくと心強いでしょう。
配当で手堅い投資
それでも資産の下落が怖いという保守的な方であれば、配当金で資産を増やす戦略もあります。
株式の中には配当利回りが3%を超えるような高配当銘柄もたくさんありますので、「潰れそうにない高配当企業」の株を見出せば、仮に株価が大きく下がっていたとしてもその分入ってくる配当金で元が取れるという戦略です。
もし5%の配当利回りがあれば、20年後にその企業が潰れてしまった(株価がゼロになる)としてもその間に受け取る配当金で損はしない計算になります。 ※税金分は無視しています
日本株であればメガバンク株など、米国株であれば製薬企業やコカ・コーラなどが高配当でずっと人気のある銘柄となります。
こちらで具体的な銘柄についてまとめているので、興味のある方はご覧ください。
リスクを取ってハイテク株投資
逆に、この上昇の恩恵をたっぷりと受けて利益を狙いに行きたい方であれば、米国の株価を牽引しているハイテク株への集中投資がオススメです。
今の米国株は全体的に緩やかに上昇している印象があるかもしれませんが、内訳をみると違います。
アップル・グーグル・アマゾン・テスラなど、世界的ハイテク企業の株価爆増が牽引しているんですね。
これらの企業に集中して投資をすることで平均以上のリターンを目指すことが出来ます。 ここではその中でも2銘柄をおすすめします。
配当も合わせて狙える「マイクロソフト」
ウィンドウズとして知られるマイクロソフトですが、Amazon同様、実は世界的なデータベース企業へと変貌を遂げています。
ビジネスシーンでのオフィスソフトとあわせ、世の中にビジネスがある限りニーズが有る安定的な成長を見せる一方で、ハイテク株には珍しく高めの配当も魅力です。
おおむね配当利回りが1%程度ありますので、値上がりと両得が狙える銘柄です。
テンバガー(10倍)も狙える「スノーフレーク」
もう1つは認知度がまだまだありませんが2020年にIPO(上場)をしたスノーフレークという会社です。
こちらもAmazonやMicrosoftのもつクラウドと関連し、その上にデータベースを構築するためのシステムを開発している企業です。
実はこの企業は米国ではすでにかなりのシェアを持っていることと、「投資の神様」ウォーレン・バフェットがIPO案件として投資したということで話題になっています。
彼はリスクが高いという理由でIPO投資を避け続けてきましたが、そんな「神様」のお眼鏡にもかなった稀有な銘柄として投資家の間で密かな話題になっています。
数年後に誰もが知る巨大企業となる可能性を秘めた新しい企業として、少し投資しておくと数十倍になっているという夢もありますね。
少額でも出来るのが米国株投資!
また、意外にも米国株は日本株よりも少額から購入することが可能なので数万円という単位でこれらの企業への投資を開始することが出来るのも魅力です。
自分では判断が難しい!そんな時はロボアドを頼るのもアリ
「自分が保守的か積極的かも分からない!」
「売ったり買ったりするタイミングを考えるのも面倒くさい!」
という人にも、選択肢が残っています。
それが「ロボアドバイザー」の活用です。
私もやっているのですが、超楽ちんですw
お金を預けるだけで投資信託の売り買いを自動で行ってくれるサービスで、楽天証券の楽ラップなどはその人のリスク許容度(申込時に行う問診でタイプ分けしてくれる)に応じた投資方針に基づいて自動運用をしてくれます。
私は楽天証券の楽ラップを2年以上お金を入れっぱなしにしていますが、順調に資産を増やしてくれています!
もちろん単月で見れば下がる事だってありますが、長期で資産を作っていくものなので、自己判断ができない方にはおすすめですよ!
バブル銘柄には気を付ける
「バブルではない」と書きましたが、相場がバブルでなくても銘柄単位でバブル状態になることはよくあります。
こうした銘柄に安易に乗っかってしまうと、銘柄のバブルが崩壊して大損をしてしまうということはあるので、要注意です。
こうしたバブル銘柄の見分け方は、PERやPBRといった基本的な指標で見ることも出来ますが、もっと簡単な方法があります。
それは、自分がその銘柄を検討する理由が「めちゃくちゃ上がっているから」というだけの理由である場合です。
答えはあなあたがもっているんですねw
自分がそう考えるということは、他の投資家もその理由で買っているということなので「めちゃくちゃ上がらなくなった」時にその銘柄は持つ価値がなくなり、たたき売られることになります。
これがバブルの崩壊です。
しっかりとその企業の事業が説明でき、未来においてもその事業で稼いでいる姿がイメージできなければ本質的な投資をすべきではありません。
銘柄を買う前にもう一度、「バブルだから買おうとしていないか」という点を振り返ってみましょう。
まとめ:上昇相場でもまずは投資のスタートをすべき
まあ、現状の相場がバブルであろうとなかろうと、投資のスタートは早いに越したことはありません。
結論としては、
- リスクをヘッジして「バブル銘柄」には近づかない
- 下落しても最終的に勝てる戦略を考える
と考えます。
「押し目待ちに押し目なし」という投資の格言があります。
これは「下がったタイミングで買おう」などと欲を出している人は、結局下がっても「もっと下がったら」などと動けず、最終的にその人が描くタイミングなど来ないという意味です。
投資をはじめるベストタイミングは投資する必要を感じた時です。
少額からでもまずは一歩踏み出すことで道が開けると私は思いますよ!
楽天証券は手数料が安く、楽ラップも優秀で、投資を始める人にもわかりやすい管理画面が特徴です。
こちらを確認しながら、まずは口座開設からはじめてみてはいかがでしょうか?
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