話題のノーコスト投資!楽天証券の手数料0円ETFを84本確認してみた
ETF投資をご存知でしょうか?
最近急速に広まりつつある投資商品ですが
「聞いたことも無い」
「聞いたことはあるけど株式や投資信託との違いが分からない」という人も多いことでしょう。
しかし実はこの「ETF」は「21世紀で最も成功した投資商品」ともいわれているくらい業界では有名な商品です。
これから投資を始める人にも是非オススメな投資ですので、ここではETFとはなにか、数あるETFから何を選べばいいのかを解説していきます。
ETFとは?最大のメリットは低コストと分散投資
ETFは「Exchange Traded Fund」の略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。
株式のように「上場(リアルタイムで取引できる)」している「投資信託(プロが運用してくれるパッケージ商品)」ということですね。
株式のメリットである「手数料の安さ」と、投資信託のメリットである「分散投資(少額で多くの商品を少しずつ買える)」のいいとこ取りをしたような仕組みになっていて、これが「21世紀最高の投資商品」と呼ばれる所以です。
ETFの値段は株式のように常に動いているのですが、「日経平均(日本の株価)」や「ダウ平均(アメリカの株価)」のような指数に連動するように作られているので、少額(数万円)単位で「日本の株全体」「アメリカの株全体」のような広い投資をすることが出来ます。
ETFは先述の通り、株式と同様に取引所に「上場」しているので、証券会社を通していつでも買ったり売ったりすることが出来ます。
楽天証券は手数料0円で買えるETF投資84本もある!
本来、ETFの購入には株式と同じ手数料がかかります。
しかし楽天証券では例外的に特定のETFの手数料を無料化しており、その無料ETFの数がダントツに多いのです。
もちろん手数料は安いに越したことは無いので、このETFへの投資に最も向いている証券会社が「楽天証券」といえます。
具体的には、楽天証券で無料となるETFは
- iSharesシリーズ(世界最大級のETF運用会社「ブラックロック」が運用)
- NEXT FUNDシリーズ(日本最大の証券会社「野村證券」系)
- MAXISシリーズ(日本最大のメガバンク「三菱UFJ」系)
- 楽天ETF(楽天証券系)
となっており、これらはETFを運用している会社のなかでもメイン中のメインといえる運用会社ですので、これらの商品を抑えておけばほぼ欲しい商品はあるというラインナップです。
手数料無料ETF取り扱い84銘柄を分類
現在楽天証券では、これらの4つのシリーズで合計84本ものETFが無料で購入できます。
楽天証券以外ではカブドットコム証券の8本が最大なので、いかに手数料無料ETFが多いかが分かりますね。
ただ逆にこれだけ多くの銘柄が多いとどれを選べばいいか難しくもなります。
そしてこの84銘柄、実はよく見るとひとつひとつが非常にマニアックなものに投資しているケースが多いんです。例えば電力株に投資するもの、小売業界に投資するもの、鉄鋼業界に投資するもの、などなど。
これらのマニアックな投資を望む人はおのおの調べていただくとしてw
ここでは代表的なインデックス指数に投資するものをピックアップしたいと思います。
ETFを「何(どの指数)に投資しているのか」という観点で分類し、そのなかでもさらに最もコストの低い「ベストオブコスト」を選んで行きたいと思います。
※手数料は無料ですが、ETF(投資信託)は「信託報酬」といって、保有していると年間で差し引かれるコストがかかります。その信託報酬が最安のものを選べば実質的に最も低コストなETFが決まるというわけです。
「日本株式」に投資するETF
- TOPIX Core30 連動型上場投資信託
- NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信
- MAXIS 日経225上場投信
- MAXIS トピックス上場投信
- iシェアーズ・コア 日経225 ETF
- iシェアーズ・コア TOPIX ETF
「先進国株式」に投資するETF
- NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信
- NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信
- NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
- iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF
- iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETF
「新興国株式」に投資するETF
- 上海株式指数・上証50連動型上場投資信託
- NEXT FUNDS 新興国株式
- MSCIエマージング・マーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信
- iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF
「国内リート」に投資するETF
- NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
- MAXIS Jリート上場投信
- iシェアーズ・コア Jリート ETF
「海外リート」に投資するETF
- NEXT FUNDS 外国REIT
- S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信
- iシェアーズ 米国リート ETF
「海外債券」に投資するETF
- NEXT FUNDS 外国債券・シティ世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信
- iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
「国内債券」に投資するETF
- NEXT FUNDS 国内債券
- NOMURA-BPI総合連動型上場投信
買うならこれだ!投資先別ベストコストETF決定
マニアックなものを除くだけでかなりの商品が残るわけですが、ここから各カテゴリの最低コスト商品を選定していきたいと思います!
「日本株式」ベストコストETF
- iシェアーズ・コア TOPIX ETF
- 信託報酬:0.06%
「先進国株式」ベストコストETF
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
- iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF
- 信託報酬:0.15%
「新興国株式」ベストコストETF
- NEXT FUNDS 新興国株式・MSCIエマージングマーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信
- 信託報酬:0.19%
「国内リート」ベストコストETF
- iシェアーズ・コア Jリート ETF
- 信託報酬:0.16%
「海外リート」ベストコストETF
- NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信
- 信託報酬:0.17%
「海外債券」ベストコストETF
- NEXT FUNDS 外国債券・シティ世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信
- 信託報酬:0.12%
「国内債券」ベストコストETF
- NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信
- 信託報酬:0.12%
王道インデックスETFはベストコストで選ぶ!
というわけで、各カテゴリのインデックスETFでベストコストのものを選びました。
もちろん、こだわりの投資先があればそれで選べばよいのですがなんとなく「日本株を買っておきたい」というような軽いイメージであれば最もコストの安いものを選べばリターンにも好影響をもたらしてくれる可能性が高まります。
楽天証券では、無料で投資できるため、気になる方はまずは口座開設を!
こちらの、楽天証券の口座開設前に準備しておく内容を理解しておくページに、口座開設前に確認しておくべき項目をまとめているので、こちらおページを参考にしながら 進めてみてください!
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