楽天証券のロボアド「ロボのぶくん」と楽ラップとの違いは?
楽天証券のロボサービスといえば「楽ラップ」ですよね。
これだけだと思っていましたが、2017年5月27日に投資信託専門のロボアドサービスとして、「ロボのぶくん」というサービスが登場しました。
何ができるの? 楽ラップとの違いは?
などをこのページでご紹介します。
投信ロボアドバイザーロボのぶくんとは?
「ロボのぶくん」は楽天証券が提供する「投資信託」を探すためのツールで楽天証券に口座があれば誰でも使うことができます。
投資家それぞれの趣向に合った投資信託を探し出してオススメしてくれるサービスです。投資信託をやってみたかったけど、何を買えばよいかわからなかったという人には親切なサービスですね。
楽天証券のプレスリリースをみると、楽天証券の投資信託ページリニューアルに際して新たに追加されたらしく、サイト内でも「ロボアドバイザー」として位置づけられています。
ちなみに、これは私の予想ですが、ロボのぶの「のぶ」ってなに??と思っていましたが、投資信託の「信」からとって、「ろぼのぶ」としているのではと思いますww
ロボのぶくん実施までのフローはとても簡単
楽天証券に口座があればログイン後の「投資信託」メニューをタップするとすぐに「ロボのぶくん」へのボタンがあり、早速使うことができました!
楽ラップ同様に質問が始まるのですが、「あなたのスタイルに近いのはどれですか?」から始まり、質問数はたった2~3問でした。
あとは、診断結果とオススメの銘柄がでてくるので、買うか買わないかを判断するだけ!
非常に簡単に利用することができるサービスといえますね!
ロボのぶくんはスマホでしか使えないというデメリット
ロボのぶくんは、手軽という面がメリットではありますが、手軽すぎてデメリットに感じる部分も…
それは、スマホにしか対応していないということですね。
ロボのぶくんのプレスリリースにはこの様な記載が…
下記OSバージョンのiPhone/Andoroidスマートフォン端末で、基本インストールされているブラウザかつSSL3.0が「規定で無効」または「非対応」のブラウザとなります。
- iPhone iOS8.0 以上
- Android OS4.2以上※
※Android 4.X の場合、ブラウザはChromeが対象環境
うーん。これはちょっと不便かも…
もちろんスマホで気軽に使えるのはマストですが、PCで腰を据えて確認したい時もありますよね。PCで閲覧できないという点はデメリットであるといえます。
ロボのぶくんの活用方法
では、具体的にロボのぶくんはどの様に利用すれば、いいのかについてまとめてみます。
自分にあった投資信託商品がわかる
ロボのぶくんで質問に答えると、下記の様な診断結果がでてきます。
自分の投資信託で購入するべきカテゴリがわかり、下のファンドをみるをクリックすると詳細な投資信託商品を見ることができ、そのまま購入できるということですね。
ロボアドくんの仕組みは、簡単な質問でオススメの「カテゴリ」を算出し、カテゴリの中で選ぶならこの商品!といったラインナップをいくつか紹介してくれるのみのシンプルなツールのようです。
全くの初心者の人であれば自分が投資したい「カテゴリ」もわからないでしょうから、そういう人にとっては参考になると思います。
ここで「海外のアクティブファンドというのが向いているのか!」となんとなくカテゴリを気づき、その中でさらに何がいいかを深掘りしていくといいかもしれませんね!
深掘りには「投信スーパーサーチ」を併用すると完璧!
「カテゴリがわかっても利用しようがない…」と思う方もいるかもしれませんが、カテゴリがわかればさらに詳しい商品を見つけることができます。
大体のカテゴリがわかれば、楽天証券の中の「ロボのぶくん」の横にある「投信スーパーサーチ」で具体的な商品を探すと見つけやすいです。
実はこのツールはかなりで、ファンドのタイプや実績、投資先地域などを入力すると最適な投資信託を検索できる機能となっています。
理想の条件があれば是非活用したい機能です。
初心者向けのサービスは楽ラップ
ここまで「ロボのぶくん」を調べてみてわかりましたが、あくまでも投資信託を買う上での「入口」としてどのあたりを探してみれば良いかを教えてくれる簡単なツールということです。
銘柄の組み合わせまで決めてその配分も運用しながら自動で調整してくれる「楽ラップ」とはそもそも目的が全く違います。
実際に「ロボのぶくん」の質問で「わからない」、「誰かに任せたい」と選ぶと「あなたにオススメなのは”楽ラップ"です」と表示されましたw
がんばれロボのぶくんww
ただ、投資というのは当たり前の話、「安く買って高く売ることがポイント」になります。売るタイミングも非常に重要になるので、売るタイミングがわからない初心者にはロボのぶくんは使いこなせないと思います。
結論、ロボのぶくんは投資信託初心者に対して、自分にあった「投信のカテゴリ」を教えてくれる初心者用の「サポートツール」であり、実際にお金を運用してくれる「楽ラップ」とは目的もロボアドとしての次元も違うものでした。
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