楽ラップの管理画面の使い方を2ヶ月目の運用実績とともに解説
楽ラップは、手数料が安くて、投資知識がなくても気軽に投資できる楽天証券が提供しているサービスです。
でも、どれだけ手数料が安くても、初心者向けといっても、実際に儲かってくれないと意味がないですし、実際に分かりにくかったら初心者向けとは言えないと思います。
そこで実際に楽ラップに申し込み、画面の操作と合わせて運用実績も公開いたします。
楽ラップの管理画面の見方と状況の読み方
自分の楽ラップ運用画面を見るには、楽天証券のサイトから自分のIDとパスワードを入力してログインし、サイト上部の右から二番目の「楽ラップ」のタブをクリックするだけです。
※下記の画像内①部分です。
円グラフの左上②に部分に資産額がどーんと出てきましたね。
金額の横に損益(プラスかマイナスか)が出ていますがここは「前日比」や「前月比」などいろいろと切り替えられます。
トータルいくら儲かっているのかは「投資来損益」にて確認できます。
ちなみにこれは楽ラップを申し込んでから2ヶ月ほどの運用画面になっていますが、相場が良かったこともあり、3,000円以上のプラスになってくれています。
楽ラップの運用はじめて2ヶ月で3,000円の利益とすると10万円の3%ですから、年間で計算すると年利18%!滑り出しは絶好調といえます。
では、楽ラップをはじめて2ヶ月で3%というのは成果的に成功しているかどうかは、どうして判断すべきなのか?これも管理画面で判断が可能です。
上記は、楽ラップをはじめる前に実施した16の質問を回答した後に表示される事前診断結果です。
こちらは、ログインした状態で楽ラップサイトのTOPへ行き、無料診断するとクリックすると、前回の診断結果をみるというブルーのバナーがでてくるので、そちらで御確認ください。
右側の赤色の棒グラフに記載がありますが、1年で+34.28%~-31.92%ですので、18%というのは現時点では想定から考えるとかなりいい成果と判断できます。
この良い悪いの判断は投資家によって違いますが、プラスならいくらでもOKで、逆にマイナスがどこまでいったらやめるという損切りラインを見極めておくのもポイントです。
保有銘柄一覧をチェックし良かった要因、悪かった原因をチェックできる
では、なにがよくて成果があがったのか?それはこちらの画面で確認できます。
この画面は、楽ラップの管理画面(一番上で紹介した円グラフのある画面)を下にスクロールすると出てきます。
楽ラップに預けた10万円はこれらの銘柄を購入し、損益はどうなっているというのを表している画面ですね。
この段階では、この画面の一番上、「【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本株式インデックスオープン」が最も増えているのがわかります。
この上昇傾向から、この期間中は海外の資産よりも日本の株式相場が好調だったことが伺えます。ただ他の資産もほとんど増えているので、日本だけではなく海外も悪いわけではなさそうだという判断ができます。
楽ラップの細かい運用状況を確認する3つの方法
ここからは、さらに細かい資産のチェック方法をご紹介します。
楽ラップで資産の動きを確認する方法
楽ラップの管理画面、サイト上部の青色メニューの左から2番目「資産の推移」タブをクリックすると、契約時から現時点までのそれぞれの資産がどのように増えて(減って)いったのかを確認することができます。
10万円からはじまってるので、契約時( 2016年9月)は一時的に損をしたものの、そこから巻き返してる様子がわかりますね。ほぼ全ての資産が増えてくれています。
少なくても、毎月1回はこのページをみて確認したほうがいいといえるでしょう。
楽ラップがどの商品を購入しどの商品を売ったのかを確認する方法
次に楽ラップがどの商品を購入し、どの商品を売ったのかを運用履歴の確認方法です。
楽ラップの管理画面、サイト上部の青色メニューの左から6番目「資産の推移」タブをクリックすると、楽ラップが自動でどの商品を売ってどの商品を買っているのかを時系列で確認できます。
赤で囲っているところを見れば、相場の変動に応じてけっこう頻繁に資産を売り買いしてくれていることがわかりますね。
ちなみに繰り返しになりますが、楽ラップの商品は買付手数料が無料のため、どれだけ売買してもその手数料が乗っかることはありませんので、安心して好きなだけ売買してもらいますw
売ったり買ったりする根拠まではここでは記載してありませんので、詳細は気にせず「順調に働いてるなぁ」くらいの確認で十分でしょう。
さらに細かい状況が知りたい人はマンスリーレポートを確認
相場環境と照らし合わせてどのような状況なのかを知りたければ「楽ラップトップ」から「資産構成比」の下にある「マンスリーレポート」を確認するのがいいですね。
楽ラップの管理画面、円グラフ下の細かいテキストが並んでいる部分に、マンスリーレポートというテキストリンクがあるので、こちらをご覧ください。
投資初心者の人は、そこまでわからないと思いますが、少し投資経験が増えれば、実は非常に便利な機能です。
自分の運用コース専用の報告書になっており、基本方針の確認から資産の推移、相場状況によって自分のどの資産がどのように増えた(減った)のかが記載されています。
いろいろとサイトを見ましたが、結局楽ラップのマンスリーレポートは1枚で完結していて最もわかりやすいです。
楽ラップの投資金額の上げ下げを実施する方法
資金を楽ラップに追加投資したり、資金が必要になって減額したりということも出てくると思います。
楽ラップの管理画面、サイト上部の青色メニューの左から3番目「注文」タブをクリックすると、どちらの場合も操作を行うことができます。
増額や減額であればボタンを押して金額を入力するだけで簡単に完結することができます。
増やした(残った)資産に応じてまた自動的に資産を配分し直してくれます。
注意点としては、資金が必要になって解約したとしても、投資信託の売却には3・4営業日程度かかるものが多く、すぐに現金が手に入るわけではないということです。
これは楽ラップに限らず金融商品全般に共通することなので覚えておきましょう。
楽ラップを解約する方法
楽ラップが気に入らなかったり、自分で商品を買いたくなった場合、または運用がよくなくて資産が減ってしまった場合は、楽ラップを解約してしまうこともあると思います。
その際も上記と同じく「注文」タブをクリックし、さらにでてくるタブの解約をクリックすると簡単に行えるようですね。
ただ、運用開始日から翌月末まではあらたな申込みはできません。ですので、仮に2017年1月10日に申し込んだ人は、2017年03月01日以降でないと解約できないのでご注意を。
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