【楽ラップの実績と評価】ダメだと聞いていたけど実は...

【楽ラップの実績と評価】ダメだと聞いていたけど実は...

楽ラップ コスト

楽ラップはコストの二重取りという口コミを検証してわかったこと

楽ラップは投資するべきサービスか検証する為に、楽ラップの口コミについて調べてみると、「楽ラップはコストの二重取りしている」という口コミを発見。

楽ラップ自体の手数料に加えて、投資する投資信託の手数料含めた二重取り構造なのも変わらず。

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この口コミの通り、楽ラップはコストの二重取りしているのか、また結果として楽ラップはコストが高くなるのか確認してみました。

コストの二重取りの構造とは?

まず、コストの二重取りと言われてもイメージつきませんよね。

コストとは、手数料と信託報酬の2つを指し、この2つを支払う必要があるので、楽ラップはコストが二重取りになると指摘をされている訳です。

手数料とは株の売買の際に証券会社に支払う費用のことです。この手数料で証券会社は生計を立てている訳ですね。

次に、信託報酬とは、投資信託を扱う場合(楽ラップは投資信託へ投資するサービスなので、この場合に当てはまります)に発生する費用で、信託報酬とは投資信託商品を持っている間ずっと発生するコストになります。

売り買いせずとも発生するこのコストは、投資信託をする上では手数料以上に嵩むコストになる為、どれくらい支払うべきなのか事前に確認する必要があるコストです。

この2つのコストがかかることを指摘しているということですね。

楽ラップは二重コストが発生しているサービス

では、実際どうなのか?

楽ラップを通して投資信託を行うことで、楽ラップに支払う手数料と投資信託を運用する運用会社への信託報酬の2つのコストが発生するということですが、調べてみた結果、その通りの様です。楽ラップは手数料とコストの二重取りをしているサービスということですね。

楽ラップは二重コストでもトータルしてコストが安いサービスだった

では、どれくらいコストがかかるのか?楽ラップの取引銘柄を見ながら検証してみます。

まずは一般的な信託報酬について投資信託の評価をしているサイトモーニングスターを参考にしてみます。

信託報酬 モーニングスター モーニングスター

ざっと見る限り、主要な国内株式のインデックスファンドの信託報酬は軒並み0.2~0.4%以上、「海外株式」系の投資信託となれば0.5%や、0.76%というのも目に付きます。

しかし、楽ラップの取り扱い銘柄をみると、例えば「国内株式」系で組み込まれている「たわらノーロード日経225」、こちらの信託報酬(投資信託を持っているのにかかるコスト)は0.1890% (年間)です。平均して0.1%ほど信託報酬が安いんですね。

では、これを楽ラップを直接購入すればいいと思い調べてみたのですが、購入できないんですね。これらの商品は楽ラップ用に特別に手数料を下げて提供している「楽ラップ専用」の商品だということです。

本来の楽ラップ自体の手数料が0.7%と仮定し、投信の手数料が0.5%とすると、普通は1.2%かかるところを、特別に投信の手数料を0.2%とすることでトータルの手数料を0.7%+0.2%の0.9%に抑えているというイメージですね。

というわけで、楽ラップはコストの「二重取り」であること自体は間違いありませんが、トータルでのコストは単純に従来のそれらを足し合わせたものよりは安くなっているということがわかりました。

 

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AFP/ファイナンシャルプランニング技能士/証券外務員/
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