【楽ラップの実績と評価】ダメだと聞いていたけど実は...

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新興国投資方法 ETF

新興国への投資!おすすめの3つのETFを紹介

最近の投資ブームにおいてはアメリカをはじめ、先進国への投資が注目されがちですが、新興国に注目している投資家も多いことでしょう。

しかし新興国に投資できる商品はなかなかクセのあるものも多く、商品選びも難しい…

そんな方におすすめの3つのETF銘柄を紹介していきます!

新興国投資の基本を紹介

そもそも「新興国が伸びる!」といっても具体的にどう伸びていて、何を購入することでその成長を利益として享受できるのでしょうか?

1つづつ解説していきましょう!

そもそも新興国ってなに?

投資の世界では、アメリカ・中国・ヨーロッパ・日本を除く、ほとんどの国は新興国となります。

人気な新興国をあげると、

  • インド
  • ASEAN諸国
  • ブラジル
  • 南アフリカ

といったところです。

こうした国は現時点での経済力はまだまだですが、人口爆発と先進国からの技術流入に支えられ「伸び率」が先進国に比べて格段に高いです。

そのため、長期的に大きな利益が期待できる投資先と考えられています。

新興国投資の2つの特徴。個別銘柄ではなくETF・手数料は高い

といっても、日本株やアメリカ株ほど流通しているわけではありません。

日本の証券会社では取り扱い自体が少ない上、銘柄も限定的ですので、投資信託やETFを通じて新興国の株式に投資するのが一般的と言えます。

また、これらの商品の手数料でもある信託報酬も、先進国に比べて若干高くなってしまうのも新興国に投資する商品の特徴でしょう。

ここまでは大丈夫ですかね?

次に、新興国投資のメリットとデメリットをご紹介していきましょう!

新興国投資のメリットは、伸びしろですね!

新興国投資のメリットは、なんと言っても国力自体の底上げによる利益が見込めることです。

先進国においては業績の良い企業が全体の株価を牽引していますが、人口は停滞もしくは減少に転じており、国としての経済力が大きく伸びることはありません。

しかし、新興国においては個別企業がどうあれ、人口と技術力が爆発的に成長しているので国自体の経済力が上がっています。

数十年後を見据えたときにその国が世界経済を牽引するような国になっている可能性も低くないというわけです。

これが、メリットですね。

次に、デメリットも紹介しておきます。

新興国投資のデメリットはコストと短中期で成長するか否か

ただし、先にも挙げましたが日本において流通量が少ないためコストは割高になります。

また、国としての成長は企業の成長に比べて時間がかかるため短期・中期的に見て利益を生むかは疑問です。

あくまでも「数十年後」というビジョンに基づいた投資であるため、ここを間違うと例えば1年後に「たいして利益が出てないな」ということになりかねません。

ここまで理解した上で、次に、新興国投資ETFの特徴もご紹介していきましょう!

新興国投資ETFの特徴

さて、実際に新興国投資として商品を購入するにあたってはETFもしくは投資信託の購入が基本的な戦略になります。

が、ここではETFの方をおすすめしたいと思います。

その理由について解説していきます。

ETFとは?

そもそもETFとは「上場投資信託」といい、投資信託の一種です。

投資信託と違うのはその名の通り株式と同じように「上場」していることで常に価格が変動している特徴があります。

 投資信託に比べて売り買いがしやすく信託報酬も低い傾向がありますが、一方で売り買いに手数料がかかることになります。

楽ラップ運用時に使うETF(イーティーエフ)とは

新興国にETFで投資する理由

買付時に手数料がかかり、信託報酬が安いということは長期で持つほどにお得になるということになります。


なので、数十年先を見据えて保有し続けるという前提に立った場合には一般的な投資信託よりも信託報酬の低いETF投資が有利ということになるのです。

新興国ETFを選ぶ際に確認するべきポイントは投資先

新興国ETFで投資する前にまず、具体的にどの新興国に投資したいかをイメージしましょう。

ETFは国ごとに商品が別れている場合が多く、「新興国」とひとくくりにしてしまうと思ってもいない国に投資してしまう可能性があります。

例えば、新興国ETFで有名な「iシェアーズ・コア MSCI 新興国株」という商品がありますが、こちらの商品の投資先(国)をよく見ると下記のとおりです。 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 60%以上が中国・韓国・台湾で占められています。

もちろん、「新興国といえば中国でしょ!」という人であればイメージ通りで良いと思います!

しかし、インドやアセアン、アフリカといった国を想像していた人にとっては中国に投資をする気はなかったということも多いと思います。

これは、目論見書(商品の説明書のようなもの)に記載されているので、

  1. どの新興国に投資するか決める
  2. 目論見書にきちんと目を通してから銘柄を選ぶ

この流れで銘柄を選びましょう!

では、具体的に国別に分けて新興国ETF銘柄を3つご紹介していきます。

おすすめの新興国ETFを国別に紹介

それでは、中国、インド、アセアンと国別のETF銘柄をそれぞれご紹介していきます。

ポピュラーだけど実は中国投資になっている新興国ETF

新興国ETFとしてポピュラーになっているものの実は中身はほとんど中国に投資しているという商品が次の3つです。

・iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/290503/ishares-core-msci-emerging-markets-imi-etf-fund

・上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング) https://www.nikkoam.com/products/etf/lineup/msci-em

・NEXT FUNDS 新興国株式・MSCIエマージング・マーケット・インデックス https://nextfunds.jp/lineup/2520/

まだまだ、中国伸びる!と感じている方は上記いずれかを選んでみるとよいでしょう。

インドに投資したいならこれ

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信

https://nextfunds.jp/lineup/1678/

インド投資でコストも実績も優秀なのが野村の「NEXT FUNDS」シリーズです。

インドの株式指数に連動するように設計されているので他の国の株価の影響を受けません。

インド投資で信託報酬が1%以下という低コストと、実績を見ても申し分なくパフォーマンスを出しています。

アセアン投資ならこれ

① インドネシア:iシェアーズ MSCI インドネシア ETF https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239661/

② タイ;iシェアーズ MSCI タイETF https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239688/

③ フィリピン:iシェアーズ MSCI フィリピン ETF https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239675/

世界でもトップクラスの運用会社、ブラックロック社が運用する「iシェアーズ」シリーズです。

各国に集中して設計されているのでお気に入りの国があればその国だけに投資するETFが用意されています。

まるっと「アセアン」に投資する場合はこれらを自分で配分を考えてすべて買ってみるのもありです。

まとめ:ETF投資は目論見書をよく読もう!

ETF投資は、信託報酬がそもそも低いのでそれほどコストに差は出ません。

雑に言うと、有名な運用会社の投資商品を選んでおけばある程度間違いないとも言えます。

それよりも「自分がイメージしている投資対象(国)に本当に投資しているか」ということを確認することが大事です。

投資信託購入の際に「目論見書」を読み飛ばしてしまっていませんか?

この書類には運用実績や手数料だけでなく、どのような国や企業に投資しているかが書いてある重要な説明書ですので商品選びの際は是非よく読んでみてください!

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