【楽ラップの実績と評価】ダメだと聞いていたけど実は...

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ロボアドバイザー 手数料

ロボアド手数料比較!楽ラップは他のロボアドより手数料が3割も安いという真実

【2019年3月11日更新 】

投資商品を選ぶ際の最優先比較事項といえば「手数料」ですよね?

貯蓄よりも投資!という考え方になり投資を始めたけど、手数料の分だけどんどんマイナスに。。という展開もありえます。

もちろん、ロボアド(ラップ)サービスも例外ではなく、手数料が長期の運用成果に影響を与えることは言うまでもありません。

では、ロボアドサービスの手数料はどれくらい取られるのか?
また、各種ロボアドサービスの手数料に違いはあるのか?

についてこのページではご紹介します。

ロボアドの手数料は3つで構成されている

ロボアドの手数料を構成する要素は3つです。

そこで、3つの手数料の構成要素についてご説明します。

本来の運用手数料

言葉こそ微妙に違いますが、要はそのサービスを利用するための手数料で、預けた金額に対して「年間○○%」として掛かってくる手数料です。

見落としがちな信託報酬

これはロボアドが運用している投資信託(ETF)自体に掛かっている手数料です。

実際はその商品の価格に反映されている(自然に手数料分が値下がりしている)ので投資家としては負担している自覚が生まれにくい「沈黙の手数料」ともいえます。

ウェルスナビなどは、この信託報酬を手数料として記載せずに表記していますが、実際に運用してみると表記以上に手数料を取られるのは信託報酬が乗ってくるからです。

そういう意味でも、どのサービスを利用するか選ぶ際は注意が必要ですね!

消費税も手数料に含められる

当然手数料に掛かってくる税金ですが、これも長期運用をするうえでは無視できない重要な要素です。

運用手数料・信託報酬・消費税の3つをすべて含んだものが、ロボアドバイザーを利用した際に投資家が負担することになる「実際の手数料」と言えるわけです。

ホームページ上の手数料の記載は各種ロボアドサービスでバラバラ

先ほども軽く記載しましたが、このなかで「信託報酬」に関しては、各社が提示する「手数料表記」には含まれていたりいなかったりと定義がバラバラなのです。

では、それぞれどのように表記しているのか、人気なロボアドバイザーサービスを比較してみます。

WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料はすべて込みにすると1%ではなくなる

ロボアドサービスの中で人気な「WealthNavi(ウェルスナビ)」がホームページ上で提示する「手数料」は「年率1.0%(税別)」と書かれています。

「税別」はしっかりと書かれているものの、「信託報酬」に関する記載は見られず、ロボアドの利用料としては十分ですが投資家の負担する「完全な手数料」とはいえないのです。

ちなみに、消費税込みにして信託報酬も載せると、ウェルスナビ の手数料は最大で1.14%になるので、他のロボアドバイザーと比較すると手数料は割高になります。

マネラップの手数料はすべて込みで1%

マネラップの手数料ページを見るとこのように書かれています。

「お客様に実質的にご負担いただくコストの総額は、運用資産の時価評価額に対して、年率1%未満(税込)を目指しています。」

つまり、信託報酬と消費税すべて含んだ上で「1%」としているわけですね。

おなじ「1%」でもウェルスナビとマネラップでは定義が違うので実際は、マネラップの手数料のほうが安いということになるのです。

ロボアドサービスの徹底比較、完全負担の手数料はこれ!

そこで、投資家が負担するすべての手数料を各社計算し並べたところ驚愕の違いがあることが分かりました。

(信託報酬は商品によって異なるため、投資対象が普通の投資信託の場合は「0.3%」、ETFの場合は「0.2%」と仮定しています。)

サービス完全負担手数料HPでの表記手数料
WealthNavi最大1.14%1.00%
楽ラップ0.99%未満0.99%
THEO(テオ) 1.28%程度1.00%
マネラップ1.00%未満1.00%
ダイワラップファンドONLINE1.08%+0.3%程度1.00%
クロエ0.95%+0.2%程度 0.88%

※THEOは資産額によって手数料が割引になります

ホームページ上の記載では大差なかった各社の手数料も、実際の負担をベースに算出すると3割程度の差が出ることが明らかになりました!

結局ロボアドに手数料をいくら払っているのか?

数値では差があることはわかりましたが、実際に預けているお金で考えるとどれくらい支払い、そして差があるのかイメージがつきにくいですよね。

そこで、人気なロボアド3つ(楽ラップ/シェルスナビ/THEO(テオ) )で実際にどのくらいの手数料の差になるかを試算してみることに。

10万円を1年間預けた場合

サービス手数料
ウェルスナビ約1,140円
THEO(テオ) 約1,172円
楽ラップ約990円 

 

100万円預けた場合

サービス手数料
ウェルスナビ約11,400円
THEO(テオ) 約9,560円
楽ラップ約9,900円 

表で記載した通り、THEO(テオ) は運用資産に応じて手数料が変わるため、100万円あずけると最も手数料は安くなります。

ロボアドバイザーは基本的には長期で運用していくものになります。

同じような運用実績なのであれば、手数料が少しでも低いサービスを利用する方が賢く投資できるということですね。

10万円投資の場合の手数料は楽ラップ、マネラップが他のサービスに圧勝!

こうしてみると楽ラップの手数料は「0.99%」で、ウェルスナビは実質「1.14%」となりTHEO(テオ) は投資額に応じて手数料が変更することがわかりました。

いくら投資するかにもよりますが、仮に10万円だった場合、楽ラップとマネラップの手数料はウェルスナビ 、THEO(テオ) の手数料に比べて3割も安いということになります。

もちろん、手数料以外にも商品を選ぶ視点はありますが、こうした手数料表記の違いにはくれぐれも気をつけましょう

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