【楽ラップの実績と評価】ダメだと聞いていたけど実は...

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立会外分売

株のバーゲンと言われる立会外分売。証券会社による違いや儲ける方法とは

立会外分売(たちあいがいぶんばい)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

簡単にいうと株を「安く」買うことができるというかなり魅力的な言葉なのですが、株式投資を行なっている人の中でも少しニッチなワードなので知らない人も多いかもしれません。

しかし最近ではこの立会外分売専門で投資を行う投資もいるくらい注目が高まっているので、覚えておいて損はないでしょう!

そもそも立会外分売とはなにか?また、行われる頻度や申し込み方、さらには、証券会社による違いについてもこのページでご紹介します。

立会外分売とは、割引で株を買うバーゲンセール!

立会外分売は、「立会」つまり通常の取引時間以外で株を売る制度になります。

市場で取引するときのように常に株価が変わるわけではなく、「この価格で」と定められた価格で購入することができる上、その価格は通常より割引された価格となっているので、まさに「株のバーゲンセール」と言えるわけです。

株で儲けるためには「安く買って高く売る」というのが基本の考え方になります。

安く買うためには市況などを読まないといけないのですが、立会外分売の場合は無条件で安く株を購入することができるので、儲かりやすいということなんですね!

立会外分売が行われる理由は株主の増加

立会外分売が行われる最大の目的は、「企業が株主を増やしたいから」です。

特定の株主が大量に株をもっているなどの場合、株を発行している企業目線で考えるとその大株主の動き次第で大きく株価が動いてしまうリスクがあるので分散させたいと考えますよね。

そこで立会外分売を行い、株主を増やすということです。

普通の株価であれば買ってくれなくても、ディスカウント価格であれば買いたいという投資家は現れます。

そこで株主の数を増やしたい企業は安くてもいいから少しでも多く株を買ってもらいたいわけです。

また、そもそもですが立会外分売はどこの企業でも頻繁に行うわけではないので、実施すると発表した時点で注目度を高めることもできます。

立会外分売は2日に1件ペースで行われている

立会外分売が行われるのはその年にもよりますが、2017年で140件あったのでだいたい2日(営業日)に1件行われるといった感じです。意外と多いですね!

証券会社に口座があれば申し込むことができますが立会外分売は数に限りがあるので、申し込み期間に申し込んだ人の中から「抽選」で実際に購入できるかが決まることになります。

当然、人気の銘柄であれば申し込み者が多いので当選しにくくなります。

抽選は公平に行われますが無事当選すれば、晴れてバーゲン価格でその銘柄を購入できるわけです。

立会外分売はすぐ売れば90%以上儲かる!?

立合外分売については理解できたかと思いますが、気になるのは「で、儲かるの?」ということですよね。

ほとんどの立会外分売は、取引が始まる前の朝に行われるためそこで手に入れた株を取引が始まった瞬間に「通常の価格で」売ってしまうという投資法は短期の利益目的であれば当然の選択肢となります。

具体的には、立会外分売の価格は前日の終値に対してディスカウント価格(3%程度が一般的)が提示されるため、翌日それ以上に株価が下がらない限りはディスカウント分の利益が見込めるわけですね。

もちろんディスカウント分以上に株価が下がってしまった場合は損をすることになりますが、それほど大きく株価が下がることはまれと言えそうです。

実際に2017年に立会外分売が実施されて「割引価格よりも値下がりしたパターン」つまり立会外分売で株を買ってすぐに売った場合に損をしたパターンを調べてみると、120回虫12回しかありませんでした。

つまり90%以上の確率で儲けることができた計算になります。

絶対に儲かるわけではないですが普通の株の短期投資を考えると驚異的な勝率ですよね。中には10%以上も値上がりした銘柄もあるので、立会外分売はかなりの勝率で短期間で儲けられるということです!

立会外分売での買付までの4つの流れ

では実際に立会外分売で株を買うにはどうしたら良いのでしょうか?

買付までの流れを4つのフェーズに分けてご紹介します。

立会外分売される銘柄のスケジュールを確認

まず、立会外分売が行われるスケジュールの確認です。

こちらは証券会社各社のサイトまたは取引所のホームページから確認ができます。

ちなみに、私がよく利用している楽天証券ではこのようにスケジュールがまとめられています。

楽天証券 立会外分売

立会外分売|楽天証券

2018年の5月16日に確認しましたが、5月~6月上旬の銘柄が14銘柄が紹介されていました。

2017年は年間で120銘柄あったので、やはり月に10銘柄近くはこのように紹介されているんですね!

申し込みには口座が必要なので口座開設を!

スケジュールを確認し、銘柄を決めたら申し込むことができますが証券会社の口座を作っておく必要があります。

証券会社の口座を作ってログインすると立会外分売のページに予定されている銘柄の一覧がでてきますので、申し込み中の銘柄は申し込みボタンをクリックして進んでいくと無事に申し込みが完了します。

ちなみに、楽天証券の口座開設方法について画像付きでまとめています。証券会社の口座開設はすこしややこしいので、参考にしてみてください!

申し込むにあたっては「入金」が必要になるのでもし抽選に当たった時に必要になる資金は事前に証券口座に入金しておきましょう。

価格が決まり、注文ができるのは前日の夕方

ディスカウント価格(購入する価格)が決まるのは分売(購入)が行われる前日の取引が終わった後になります。

前日の終値をベースにいくら値引かれるかが決まるのです。

価格が決まれば注文することができます。注文は翌日の朝、つまり分売が実際に行われる直前まで行うことが可能です。

購入したその日から売却可能

儲けるためには買ったあとに売らないといけませんねw

立会外分売の「注文」が実際に行うことができるのは市場取引が開始される前まで(多くの場合8:30ごろまで)ですが、抽選に当選した場合は9時から始まる実際の市場取引ですぐに売却してしまうことが可能です。

時間が経てば経つほど値動きしてしまうので、9時と同時に売る準備をしておきましょう!

証券会社による違いはない!

気になるのは証券会社によって抽選に当たりやすいなどの違いはあるかということですが、結論からいうとそれはありません。

立会外分売というのは企業が取引所に申請して行なっており、証券会社は注文のあった数を取引所に報告することで、「それに応じた配分」が取引所からされます。

つまり申し込みが多い証券会社にはその分多くの配分が割り当てられるため「当選確率」でいうとどの証券会社から申し込んでも同じということになります。

また、立会外分売において買付手数料はかかりませんのでこの点もどこで申し込んでも同じということになります。

立会外分売で儲けるチャンスを逃さないよう、証券会社の口座は作っておくべし

立会外分売に申し込もうと思った時に証券会社の口座がないといけないことはお伝えしましたが、口座開設には数日かかる場合があります。

ですので、そもそも証券会社に口座を持っていない人はとりあえず口座だけでも作っておくべきといえますね。

投資初心者の方であれば初心者に特化して画面などもわかりやすく設計されていて取引でポイントも貯まる「楽天証券」がオススメです。

儲かりやすい「立会外分売投資」にしっかり備えておきましょう!

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