楽ラップって本当に儲かるの?
私は、AFP・ファイナンシャルプランニング技能士・証券外務員/などの資格を持つ、モーニング(https://rakuwrap.com/site-policy/)(30代独身男性)と申します。
これが証明書です。
楽ラップは楽天証券が2016年7月から提供しているロボアドを使用したラップサービスです。口コミを見てみると「ダメじゃないの?」「儲かるの?」「手数料高い」とダメな印象を抱いている人が多いような気がします。
私自身、2016年9月に楽ラップに10万円投資してみましたが、運用開始半年での運用実績はこんな感じ!
順調!!
そこから、さらに半年たち1年間楽ラップを運用した運用実績はこのような感じに。
1年間で11.1%の運用実績を叩き出してくれました!
大手銀行の普通預金金利が年利0.001%ですので、比較するととんでもないことになりますね!
ただし、当たり前の話ですが、絶対年利11.1%で運用できる訳ではありません。年利が下がる可能性もあるし、なんならマイナスになる可能性も当然あります。
「じゃあ、結局楽ラップは投資対象になるの?」疑問ですね。
正直、投資スタンスや手数料に対しての考え方により、人によって大きく意見が分かれます。
曖昧な商品だからこそ、私が勝手に決める訳にはいかない!
そこで、このサイトでは3つの視点から楽ラップのいいところもダメなところも全てフラットに情報発信し、このサイトの情報を元に楽ラップは投資するべきかどうかをご自身で判断するための判断材料にしていただければと思います!
3つの視点で楽ラップのダメなところといいところも紹介
盲目的に「俺が儲かったからみんな楽ラップをはじめよう!」とか、逆に口コミでもよくあるように「手数料0.99%は情弱向けの高手数料サービスだ!」と言いたいのではありません。
下記、3つの視点から楽ラップに関する情報を発信し、楽ラップのダメなところもいいところも紹介します。
- 私の2016年9月に投資した10万円の推移を元にした実績
- AFP・ファイナンシャルプランニング技能士という視点
- 楽天証券の決算資料やプレスリリースなど楽ラップに関する公式情報
あと注意する点としては、投資初心者の方がみてもできるかぎり優しい言葉や表現でわかりやすさを追求するためにイラストとか使いながら解説してみます。
こんな感じです。
楽ラップって投資をこれからはじめたい人向けの商品でもあるので、初心者の方が悩んでいると思うんですね。ですので、そこは頑張ってみたいと思います。
あと、当サイトに掲載している情報は、完璧を目指しますが、間違っていることもあるかもしれません。
ページに対するご意見やご質問、修正点がありましたら、私のTwiiter(https://twitter.com/rakuwrap)のDMにご連絡ください!よりよくしていきたいので、ご協力よろしくお願いします!
では、3つの視点で楽ラップのいいところも悪いところも紹介していきます。
私は3年以上ずっと楽ラップで儲かり続けている
まずは、私の実績からです。
2016年9月から2021年2月までの実績を、評価額と損益率の推移をグラフに起こしてみると、こんな感じです
細かい数字を見たい方はこちらのPDF(リンク)ご覧ください。
2018年12月から4月が忙しくて記事を更新できていなかったのですが、2018年12月の大きな市況の下落の時も、コロナショックの時も投資した10万円を割ることはありませんでした!
楽ラップは無料で15の質問に答えるだけで自分のリスク許容度にあわせた投資プランをだしてくれます。気になる方は、まずは無料診断をして口座だけ開けておいてもいいかもしれませんね。
上記のグラフはこちらの運用実績ページを参照にして制作しました。
「○年○月の推移が気になる」という方がいれば、こちらの運用実績ページから詳細な情報をご覧ください。
ちなみに、もちろん、投資すれば絶対プラスになるかといわれるとそうではありません(当たり前)。
年利が下がる可能性もあるし、なんならマイナスになる可能性もあるので、そこはあくまでも自己責任で投資するようにしましょう。
次に、楽天が公開している公式情報を元に、楽ラップはどのように投資家から評価を得ているのか?楽天証券の決算資料を元に読み解いてみます。
楽ラップで儲かっている人は62.43%。それでも登録者数が増えている理由がわかった
楽ラップリリース当初「3ヶ月で資産残高50億円ほどになった」というニュースを見ました。
その後、2017年11月には200億円を突破し、2018年12月期の決算書類をみると、かなり順調に登録者が伸びていることがわかります。
"契約数、残高ともに順調に増加。残高は200億円を突破。" 参照:https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/disc_PDF/kessann_20181101_01.pdf
楽ラップが運用している残高は450億円ほどで2018年12月の口座開設数は40,207件になっています。
計算すると、楽ラップの平均投資額は約111万円ですね。
多くの投資家がちまちま10万円だけなら「あんまり信頼されていないんだなw」と思いますが、ある程度の金額を楽ラップに投資しているのがわかりますね!
口座開設数の伸び方、運用残高、平均投資額より楽ラップはある程度信頼をされ、利用者を確実に伸ばしているサービスと言えるのではと思います。
しかし、このうち何%の人が儲かっているのかというのも気になるポイント。
楽天証券のサイトをみると、楽ラップで儲かった人の割合はこのように記載されています。
“今回の数字は、「62.43」です。これは、2018年5月30日時点で楽ラップをご契約いただいているお客様のうち、パフォーマンスがプラスの方の割合です。” 引用:https://wrap.rakuten-sec.co.jp/column/column-016.html
半分以上の人が儲かっているけど、見方をかえれば4割近くの人は損をしています。
まず、この時点でひと時も損をしたくないという人は、楽ラップは向いていないのでやめておきましょう。
この時点でマイナスだからダメなのかというと早計だと私は思います。
マイナスの内訳を見てみると3%未満のマイナスの人は32%とほとんどを占めており、いつでも黒字に転換できるレベルとなっています。
また、さらに詳しく見てみると、投資期間が長ければ長いほど、損をしにくいというデータもあります。
投資で儲けるためには、“安く買って高く買う”というのが鉄則。
いい時もあれば当然悪い時もあります。
素人投資家がよくやるミスとしてミスしたからやめるというのがありますが、それだと一生投資で儲けることはできません。
マイナスになってもきっちりと損切りをして種銭を確保し、また次の投資商品を探して買いいいタイミングで売って利益を出す。
これを繰り返すことで、利益を確保していくことができるのです。
ロボアドバイザーは放置しておくだけで、この一連の流れを全てやってくれるので、今赤字でも黒字に戻ってくる希望が全然あるんですね!
楽ラップを長期保有すると売買局面が増えることから、赤字になりにくいのはこういった理由からなんですね!
あ、ちなみに、約4割の人が現段階ではダメだったことをデメリットとすると、これ以外にデメリットってあるのかも気になるところ。
調べてみると楽ラップは、自分で資産配分できないというデメリットがあります。
楽天証券にお金を任せ自動で運用してもらうので、攻めの投資ができなかったり、運用コースをこまめに変更できなかったり、ハイリスクハイリターンのような短期間で大儲けする運用はできません。
投資をそこそこやっている人からするとこれ結構なデメリットであると言えます。
それ以外にも、本当に投資初心者からすると初心者には管理画面が扱いにくい(まあほかの証券会社の管理画面もそうなのですが…)とか、ファイナンシャルプランニングをしてくれる訳ではないなども挙げられます。
こうした、楽ラップについてのデメリットもきちんと理解したうえで、実施をするべきか検討する様にしましょう。
(参考)楽ラップの運用実績を公開している口コミをみると損益率は7.8%となっていた
次に、楽ラップの運用実績を公開している口コミでは儲かっているかについてもご紹介します。
偏りがないように「楽ラップ 運用実績」と検索したものを上からピックアップしてみましたが、儲かっていない人が情報を堂々と公開するってあんまりしなさそうですからねw
ですので、こちらの情報は、あくまでも参考としてご覧ください。
楽ラップの口コミをみてみると、
"私は楽ラップのサービススタート時から利用し続けており、そろそろ1年に到達しようとしています。今回の残高額は104,773円で、投資以来の損益は4,773円(+4.77%)となりました。"
"ついについに、楽ラップの利益が1万円の大台を突破しました!!!昨年8月下旬に始めたので9ヶ月弱で1万円到達ですね。"
など、楽ラップの運用をして儲かったような口コミが多かったです。
私のように実績のキャプチャを記載しながら、楽ラップの運用実績を紹介している口コミを20件確認し、(楽ラップの口コミを元にした運用実績について)まとめてみました。
もちろん、儲かっている人もダメな人もいましたが、18件の口コミが儲かっており、平均曽根規律は7.8%となっていました。
これだけをみると、かなり優秀な数値といえますね。
公式サイトで記載されていた情報と同じく、投資期間が長ければ長いほど儲かっているようになっていたことが面白かったです。
わたしの友人も、 2018年1月に銀行で長らく使っていなかったお金をどどんと一気に250万円投資していました
※友人に許可をきちんと得てから投稿しています。
「銀行に預けておくくらいなら、多少損をする可能性があっても投資したい」と考えているのであれば、放置しておくだけでOKな楽ラップは選択肢の一つとしてはありだと私は思います!
楽ラップに関する口コミについては、
- 楽ラップは手数料高い!
- 楽ラップはコストを二重取りしている!
- 楽ラップは情弱むけのサービスだ!
- そもそも買うラップは使う意味ないよ!
というものもあれば、
また、それとはまったく別に、
- 楽ラップで年利8%達成〜♪
- 楽ラップは投資素人でも簡単で手堅くできる投資
などもあります。
これら口コミについて中身を解説しているので、楽ラップの口コミで気になる内容があったのであれば、こちらのページから探してみてください。
ここまで読んでみて楽ラップダメと思った方も、楽ラップいいと思った方も少しお待ちを
楽ラップはロボアドバイザーサービスなんですが、実は楽ラップ以外にも他のサービスもあります。
それらと比較してから、実際に投資を始めるかどうかを検討してみた方がよいでしょう。
楽ラップと他のロボアドサービスを手数料、運用実績、最低投資金額の観点で比較すると楽ラップが優秀なサービスということがわかった
お金を預けて勝手に運用してくれる楽ラップのような金融サービスをロボアドバイザー(通称:ロボアド)といいますが、楽ラップ以外にも同じようなサービスはたくさんあります。
ウェルスナビ・THEO(テオ)・投信工房・マネラップ・FUND ME・大ワファンドラップ・トラノコなど…
では、これらサービスと楽ラップはどちらがいけているのか?
手数料・ロボアドの投資先商品・資産運用会社を見た結果、他のロボアドサービスと楽ラップを比較してみると、楽ラップの運用は非常に安定して大損する様なことが少なく、手数料も非常に安いということがわかりました。
では、そういう結論になったのか、それぞれのサービスと比較してみましたので、ご覧ください。
楽ラップは手数料が非常に安く、非常に安定して大損する様な運用をすることが少ないという特徴から、楽ラップに向いている人の特徴がわかりました。
楽ラップを最もおすすめできる人は、投資の知識は少ないけれど銀行に預けておくのはもったいないと感じ、大きな損失は許容できないが、大儲けもしなくていい(銀行の金利以上は欲しい)という人です。
逆にせっかく投資するなら、ハイリスクハイリターンを狙い、自分で商品も細かく選択したい人には楽ラップのバリューを感じにくいと思います。
楽ラップはまずは16の質問に答えるところからはじまりますが、これは無料でできるので一度試してみてはいかがでしょうか?
楽ラップの特徴や基本的な内容、開始までのフローを解説してみた
楽ラップの運用実績や比較した結果、いいとなった方。
では、とはいえ、楽ラップのことについてはわからないことがあったり、開始までのフローについても不明点があると思います。
例えば、楽ラップについては、
何がオススメなの?
どういう良さがあるの?
どれくらい損をする可能性があるのか?などなど。
不明点としてあげられますね。
このあたりの楽ラップに関する基本的な情報は理解しておくとより、検討しやすいですよね。
重複する点もありますが、楽ラップのことを始めようかなと前向きに検討している人が理解しておくべきことはこの4点です。
- 手数料が0.99%と他のロボアドサービスと比較しても低価格水準
- 一部上場企業の楽天グループなのでセキュリティが万全
- 世界で実績のある運用会社と日本でも非常に優秀なフィンテック会社なので、運用の質は非常に高い
- 損をする可能性(得をする可能性も)が運用前に確認できる
さらに詳しい情報は、こちらのページに記載しているので、楽ラップを始めようかと考えている人はぜひご覧ください。
投資初心者の方向けにも、楽天証券の口座開設方法の解説やめんどくさいポイントなんかもまとめているので、参考になるかもしれません。
楽ラップは固く投資をはじめたい人にはおすすめできるロボアドサービス
AFP・ファイナンシャルプランナーの資格を持つ私が、「楽ラップはダメ?」という世の中の評価に対して「私の運用実績・AFP.FPの視点,公式リリース情報」という3つの切り口から、いいところも悪いところも紹介して参りました。
理解できましたでしょうか?
あくまでも私はフラットに情報を発信する立場のため、楽ラップを是非はじめよう!といいたい訳ではありません。
こちらに記載した生の情報を元に、自分と楽ラップは相性がいいか?と最度考えてから投資を始めてください。
他のロボアドサービスもありますが、特徴を調べたところ楽ラップは硬い運用をする特徴があります。
その為、楽ラップのお金を預けておくだけでOKという特徴も考えると、投資の知識は少ないけれど銀行に預けておくのはもったいないと感じ、大きな損失は許容できないが、大儲けもしなくていい(銀行の金利以上は欲しい)人にはおすすめできます。
是非、これらの意見を参考にしてみてください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。